患者体験談

こんにちは。潰瘍性大腸炎歴2年半のがーです。


まだ罹患歴が比較的浅く、日々勉強中です。


ーー診断から現在まで


私が最初に感じた異変は便秘でした。3日間の硬い便の後、ガスと一緒に血飛沫が便器に舞いました。


その後、血まみれの固形便が続き、徐々に腹痛が増して下痢となり、1ヶ月経つ頃に1日中続く渋り腹と頻回な水下痢でダウンしました。


内視鏡の結果は左側大腸炎型の中等症。


ステロイドの内服等が効き1度は寛解したものの、すぐに再燃し重症化。


クリニックから専門医のいる病院に紹介され、発症から2年半の今も寛解導入中です。


主治医から言われた「1人1人に合った治療法を見つけていくしかない」という言葉を胸に、地道に治療に取り組んでいます。


ーー取り組んだ事


私の場合、発症から長らく活動期が続いているため食事が悩みのタネでした。


低脂質・低残渣であっても色々食べたい。


けれど、面倒なのは続かないし、体調が良くない日でも作らないといけない。このジレンマから抜け出すために、簡単に美味しく作れるメニューを考案する日々を送っています。


作れば大抵の物は食べられる。裏を返せば、作らないと食べられない。


これには今でも悩まされていますが、Twitterで出会ったIBDの方々の食事画像を見ると「自分も頑張ろう」と励まされます。


ーーIBDと診断された方へのメッセージ


私は診断された当初、この個人差の大きい病気でIBD患者同士の繋がりなど無意味だと考えていました。でも、それは大きな間違いでした。


ぜひ患者会や、その勇気がなければツイッターなどで患者同士の知り合いを作って欲しいです。


孤立して1人で悩んではいけません。痛みの共有というのは、思っている以上に大きな癒しになります。


心のバランスは崩れたり戻ったりします。これを繰り返すのが自然だと思っています。


無理矢理に気持ちを安定させようと構えず、泣きたい日も全てが嫌になってしまう日も、もちろんくだらない事で笑い合える日も、ゆらり揺られつつ共に参りましょう!

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