質問&おしゃべり

こんにちは、スタッフのくにです。

今回は10月16日に開催した女性限定交流会についてのご報告です!

 交流会では妊娠・出産の実体験や、不安に感じたことや支えになったことについてお話ししていただきました。

※下記内容については参加者の皆さまに掲載の同意をいただいております。

 

 

1. イベント概要

タイトル:女性限定交流会(妊娠・出産について)

開催日時:2024年10月16日(水) 11時00分~12時00分

対象:女性のIBD患者さん

開催方式:Zoom

 

企画の理由:

今回の女性限定交流会は、定期的に妊娠出産についての投稿があることや、妊娠出産の内容を含む患者体験談がランキング入りしたことで企画しました。

また、妊娠出産をテーマとするにあたり、対象者を当事者である女性に限定させていただきました。

 

2.イベント参加者

当日は運営スタッフ含め4名が参加し、皆さん妊娠・出産の経験がある方でした。

 

 

 

3.イベントの内容

今回は皆さんが妊娠、出産を経験されていたため、ご自身の経験や、悩んだこと、不安が軽減したエピソードなどをお話しいただきました。

それぞれのトピックに分けて皆さんにもご紹介いたします。

 


【妊娠に関しての悩み、支えになったこと】

・病気の診断を受けて妊娠出産はできないと思っていた。出産されている患者さんの存在を知り希望が持てた。

・妊活中に診断を受けたが、夫婦、医療関係者一丸となって治療を行い、計画的に妊活をした。

・子育て中に診断を受け、二人目を妊娠。保健師の友人から大丈夫と言ってもらったことが支えになった。

 

【妊娠中の体調、つわり】

・妊娠期間はフライドポテトが無性に食べたくなった。

・妊娠後期に体調(IBD)がよくなった、助産師さんによると母体から出る幸せホルモンの影響とのことだった。

・自分の体重は増えなかったけど胎児は順調に育っていった。

 

【出産体験】

・胎児心拍が下がり緊急帝王切開になった、陣痛も帝王切開の痛みも経験して壮絶だった。

・逆子のため計画帝王切開で出産。会陰切開が怖かったので帝王切開で産めてよかった。

・普通分娩で出産した。会陰切開もしたが順調に治癒した。産後の排便は怖さがあった。

・一人目の経験があったので、診断後に出産した二人目のほうがスムーズに感じた。

 

【産後の体調】

・授乳中は体調が良かったが、卒乳したとたん体調を崩した。

・受診の時に子供を預けるため妊娠中から保育園探しをしたが、預けるための手続きが大変だった。定員が少なく預けられないときもあった。

 

【子育て中の体調や不安】

・自分の病気や治療の影響が子供に出るのではないかという不安がずっとある。

・お腹が痛いと言われるとIBDを疑ってしまいドキドキする。

・自分の経験があるので、子供がIBDなどの病気になっても、少しは力になれるのではないかと思っている。

 

 

4.参加者の感想

事後アンケートの結果、おおむね満足いただけたようでした。

 

参加後アンケートより、感想をご紹介します。

 

・エピソードも人それぞれで言語化することが出来て良かったです。

・自分が経験していない出産方式についての話が印象に残った。病気にかかわらず妊娠・出産は何があるかわからないなと感じました。

・ 子供がIBDになったら、という不安や、実際にどんなことに気を付けてあげているか、お話を聞けて良かったです。

・しっかり治療と検査をして、ご出産されているのは多くの方の参考になると思いました。

・娘さんも同じ病気になった辛さは計り知れなかったと思いますが、いざという時に病気の母が一番身近にいて支えとなる存在になれるということ、それを子供に伝えることがお互いの安心にも繋がることが改めて分かり、前向きになれました。早く子供の異常をキャッチする力や治療に繋ぐ力は、私たちIBD患者の強みですね!

・IBDの疾患名で様々なお話しを伺えたり、お話しを聴いて頂き、有り難い時間でした。あっという間でした。

・それぞれの出産体験談など、閉じた場ならではのプライベート(デリケート)なお話をお聴きできてとても有意義でした。ありがとうございました!

 

 

以上、女性限定交流会のイベントレポートでした。

他の患者さんの参考にもなれば幸いです。

 

交流会の開催日時やテーマについてのご意見はコメント欄、もしくはグッテinfo@goodte.jpへお知らせください!

 

 

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