障害者手帳を有しないIBD患者さんだと就職環境が難しいことが言われているかと思いますが、少ないながらもいくつか障害者手帳有無に関わらない難病患者さん向けの就職サポート制度があります。
すでにご活用されている方も多いと思いますが、これから初めて就職・転職にチャレンジする方もいるかと思いますので今回はいわゆる難病患者を雇用した企業に対する助成金の情報をシェア致します。
「特定求職者雇用開発助成金(発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース)」という厚労省の政策です。
発達障害者や難治性疾患患者をハローワーク等の紹介により、継続して雇用する労働者(一般被保険者)として雇い入れる事業主に対して助成されます。
企業側が難病患者を受け入れた際に支給されるものとなりますが、特に中小企業にとっては魅力的な支給額と思います。

特にハローワーク経由での就職・転職をご検討されている患者さんは知っていて損はないと思いますので、詳細をご確認されることをお勧め致します。
(厚生労働省のHP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/hattatsu_nanchi.html
過去に実際にこの制度を使ったユーザーさんいましたらぜひその体験等をコミュニティでシェア頂けましたらと思います。
なお、以前難病患者のサポート制度に詳しい社労士と話した時におっしゃっていたのが、このような制度の課題は、十分に企業側に周知されていないこと、とのことでした。企業側への啓蒙活動は今後ジーケアとしても何らかの形で取り組んでいければと考えております!
また、2/29には、就労に関するイベントを東京で開催予定です。少しでもご興味ありましたらお気軽にご参加いただければと思います!
RDD適職 in 東京『難病と就労を考える』
日時:2020年2月29日(土曜日) 開場 13:00、対話 13:30、講演 15:15-、交流会 16:00- 終了 16:30
場所:東京都 東銀座 歌舞伎座タワー会議室
対話:当事者間の対話から気づく、病気とともに働く術」
講演:「難病患者として働くための知恵」
演者:中金竜次先生(難病患者の就労支援ONE代表)
主催:AS友の会
後援:株式会社ジーケア
申込(無料)
イベントの詳細はこちら 申し込みはこちらですー。