今井先生、いつも大変お世話になっております。

次回の外来が2週間後で、かかりつけ専門医まで2時間程度かかるので質問させていただきます。

32歳、男性です。9月から再燃しており、2ヶ月が経ちました。全大腸型の中等症です。(直腸Rb、肝彎曲部に炎症あり)

コレチメント、レクダブル、GMAが効かず、プレドニンを飲んでいます。

プレドニンは外来のため、40mgからスタートし、週1で5mg漸減していきます。

多少良くなりましたが、5mg減ると、元の症状に近い形になります。(全然よくならず、焦りが募ります)

症状としては、便回数1日3回程度。泥便または粘血便。肝彎曲部あたりの腸が、ヒリヒリする。細くなっていて、炎症しているような感じです。

炎症しているのですが、食事療法で便回数を少なく保っています。体重も2ヶ月で5kg減りました。

そこで、今後の治療について相談させてください。

恐らく、プレドニンを調整して、アザチオプリン等になると推測しますが、個人的には使用したくありません。

というのも、プレドニンの副作用が酷く、早く離脱したいです。現在、生涯投与2500mg程度です。(先日骨粗鬆症が心配で地元の医者に検査に行くと、tracp-5bが高く、骨粗鬆症の可能性があるとのこと。)

また、主治医からは、プレドニンで寛解できなかった場合、エンタイビオ、スキリージ、ジセレカの3つが示されました。

個人的にこの3つの中で、副作用が少なく、効果が早く現れるものを使用したいと考えています。今までは、リアルダのみで寛解していたので、生物学的製剤は初です。ただ、いずれ使用すると思うので、このタイミングなのかなと、覚悟を決めました。

質問を以下にまとめます。

①プレドニン内服時の検査であるが、血液検査でtracp-5bが【673】で基準値を大幅に超えていました。QUSの超音波検査は正常値でした。骨粗鬆症のリスクはあるでしょうか。

また、プレドニンを離脱するとtracp-5bの数値は下がるのか、それともこのままの水準なのか知りたいです。現在は、アルファカルシードル0.5を飲んでいます。DXA法も試し、確定診断し、骨粗鬆症の治療も始めた方が良いでしょうか。

②プレドニンを離脱したいですが、今の状態ですとプレドニンを調整して、アザチオプリンが定石なのでしょうか。(ただ、2から3カ月はまたプレドニン飲むのであれば、副作用の観点から避けたいので、主治医とも相談します)

③プレドニン服用中、エンタイビオやスキリージ、ジセレカの併用は可能なのでしょうか。離脱してからでしょうか。

また、薬の特徴は分かっているのですが、迷っています。個人的にジセレカを試して効かなければ、スキリージ等にしようかなと考えていますが、薬剤の試す順番的には何が良いでしょうか。(速効性があるものがいいですが...)

お手数をおかけしますが、宜しくお願い致します。