質問&おしゃべり
前回の交流会でも就労に関する話題で盛り上がりました。そこで少しずつ、以前の就労に関するイベントRDD適職2021のアンケート結果の詳細をシェアさせていただけましたらと思います!
RDD適職2021での発表スライドの詳細はこちら:https://gcarecommunity.com/article/573
今回は「会社へ病気を相談したい時、誰と相談しますか?」について、まとめスライドとともにいただいた35名全ての回答を紹介します。
職場でのリアルな状況やその対処法などなど、いま現在会社での病気に関するコミュニケーションで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
<質問>
会社へ病気を知ってもらいたい時や通院等の病気が絡む相談をしたい時、どの部署と相談していますか?またその相談の結果や相談してみて気づいたことをシェアしてください。
<まとめスライド>
<回答一覧>
・職場の上司に報告、相談しています。また人事には異動等についての自己申告を行う機会があるため、そこで状況を伝えています。病気についてだけでなく、治療方法が変わる際も報告することで通院の頻度が上がっても有給取得しやすくなります。
・現在の職場では、まず直属の上司に相談をします。その上で必要であれば、職場の人事課にも相談し、社内で必要な体制があれば整えてもらいます(私の場合は、勤務時間の変更をしたかったので、人事課に相談し、勤怠システム上の登録を変更してもらいました)。もともと病気を開示し、通院が不定期に発生する可能性があることも相談していて、勤務日数も週3日での契約でしたので、体調に合わせて臨機応変に週に3日の勤務を曜日にしばられることなく継続できています。予定していた勤務日からの変更は、可能な限り分かり次第(前日の相談になることもありますが、予定している通院等のおやすみに関しては一週間前には)相談をしています。
病気や治療に関する詳細は、直属の上司のみへの相談ですが、課内の人々も私が持病があることや勤務日数が少ないことやテレワークでの勤務が多いことは知っていてくれているので、出社している人にしか頼めないことがある時は、発生ベースでお願いをしています。上記の感じで現在の職場で約半年働いていますが、特に困ったことはなく、職場側も私に(勤務時間や日数において)過度な期待をしていないであろうことから、うまくいっているのではないかと思います。
・人事事項を書き込むシートで管理されてるので、そこで申告しています。基本的には直属の上司と相談しています。一定の理解は得られています。
・会社では上席だけです。あとは休職しないといけない場合は上席から総務へ連絡されます。一応産業医には相談できますが随時ではないので…保健師もいるようになったのですがその前に退職してしまいました。
・上司には話しているが、体調面への理解が足りない。体調が悪い時があっても、その配慮がない。通院に対する理解はある。
・比較的軽度でもあるため、どこにも相談する場所はありませんし会社には公表もしていませんでした。世間話の最中などでパートさんに控えめに打ち明けることはありましたが、大変だねと言ってくれる人と、その程度なら全然大丈夫でしょなど軽視する人に二分していました。通院の際は有給休暇を取得していました。
・基本的にはまずは上司から。その結果、現状の社内ルールで対応できない話に発展すれば、上司と共に総務等に掛け合う(例えば特殊なフレックス勤務が必要とか)。
・通院は有給休暇を消化して休んでいます。基本的に自分の部署のみ伝えています。たとえ会社の繁忙期でも再燃するときは再燃するので、通院頻度が増えそうな場合は、「ステロイドという強い薬を使っていて1週間おきに調整のため通院が必要です。」と自部署の上司が総務に聞かれても説明しやすいよう心がけています。
・取引先
・通院に関しては、上司に連絡して有給を取得している。
クローン病になった時は、産業医と定期的に面談していた。症状や通院頻度が落ち着いてきたので、最近は、面談していない。自分からの依頼で面談を受けることも出来るが、特記事項がないので依頼はしていない。産業医の連絡先(メール)を知っているので、急ぎでないことは、メールで聞ける状態にある。
・本社の経理の方や同じ職場の人には伝えてます。入院や健康診断の時のみ相談はします。
・直接の上司であり法人代表と院長に相談。病気について理解があり、通院や体調不良時も柔軟に対応をして頂いてます。職場の同僚にもオープンに。結果としてはオープンにしていて良かった。医療機関という事もあり理解がある職場という事もありますが食事やトイレ等長い時間一緒にいるので隠すストレスがないことの方が楽だと思った。
・IBDであること、通院頻度(休み希望)は就活時からハローワークの難病担当の方に相談し、面接時に人事担当の方へ伝えています。就職後は自部署の上司、同僚へ説明してお休みをいただいています。入院など長期休暇については総務の方にも相談しています。
・事業所の保健師および産業医
・相談相手:支店長、結果:支店には営業部署しかないため、社内異動は難しい。
・直属上司や産業医
・病気療養に使える特別有給休暇や休職制度が整っているので制度面での相談は必要ありませんでした。定期的な通院が必要なことから、自分の部署の直属の上司にのみ相談しました。
・相談場所:所属の同僚、所属の上司。所属の上司では対処困難な場合などは、組織の総務担当長、
相談結果:働き方改革で病気を持っていても働けるような職場環境の整備や多様な働き方(勤務時間の調整など)が認められると思っていたが、現実はそんなに簡単な話ではなく職場では、『フルに働けないなら休むか辞めるかしてくれ。通院や体調不良等で休まれると他の職員に負担がかかる。社会人なら、その辺もきちんと考えて欲しい』と言われ、現在は病気休職中です。
・自部署の上司 コロナ下では、在宅を優先してもらえた。
・入社する時には人事にもIBDであることは伝えましたが、実際に体調不良の時や通院日の件などは、自分の部署の人たちに相談しています。しかし、新型コロナウイルスの流行により在宅勤務をお願いするときには、自分の部署だけではなく、主治医に書いてもらった診断書を持って、所属長に相談しました。相談の結果としては、在宅勤務を多くしてもらうことができたので、所属長まで話を通してよかったと思います。直接一緒に仕事をする自分の部署のボスがOKを出さなければ結局ダメだったので、所属長まで相談したことの効果があったかは分かりませんが、相談する人を広げ、味方になってくれる方を探しておくのは大事だと思いました。
・自営業(個人事業主)なので、特に相談する部署等はないのですが、商談期間中にお取引先に現状(体調)をお話しすることはあります。仕事の進捗状況によってはご相談という形になることもあります。
・自分の部署のみ。
・社内では社長と病気のことについて話しをしています。
・私の病気のことは、自分の部署でも上にいる何名かだけが知っています。取引先等へは病気のことは連絡しておりません。病気に関しては、おそらくきちんとは理解されていないと思っています。しかし、一定の理解は得られているので、通院などは優先して休みを取れています。
・主治医やストーマ専門看護師、職場の上司や保健担当者
・面接時に対応してくださった方に報告後、ある程度仕事に慣れた時に同僚に話しました。
・会社は基本上司で問題なかったです。後、緊急に入院等あったので総務と上司でした。相談も何も既定路線だったっのでお互いにしょうがなかったです。
・(難病)やレミケード化学療法点滴を通院日していることを相談しています。
・直属の上司のみ
・今回の内容の相談レベルは、会社のルールで相談はまず直属上司(組織長)。人事関連部署や所属部署トップに直接相談できません。部署移動や今いる組織内での体に合った業務変換相談は何度もしてきました。人事からむことは簡単にはできないため一度も叶いませんでした。
病名が人事まで上がったとさしても大企業だと簡単に配置転換はしてもらえない様な気がする。
・自部署と人事の障がい者、難病の相談窓口。会社のトイレで洗浄便座が少なかったので、要望したら全て洗浄便座に交換してくれました。
・通院などの相談は、上長にしています。体調不良の際、早退することもあります。理解してもらえています。
・相談するのは、上司です。ただ活動の主旨とずれてしまうかもしれませんが、自分自身は病気の事は知られない方が楽です。持病とは関係なく体調が優れない時でも、持病にからめて心配されたり、必要以上に気遣われたりして、かえって体調が悪いと言いにくくなる事があります(これは性格だと思いますが)。今の職場では入院経験があるので、上司には伝えましたし、人事部にも報告いってますが、それがなければ相談してなかったと思います。
・上司・関係する同僚(その時々のタイミングによって変わる)
・相談~直属の管理職、チームリーダー、信頼できる同僚。気づいた事~相談先が複数あると、1人で抱えこまずに済む。
・【相談先】職場の上司、総務部門。持病があることは関わる同僚に伝えました。【相談結果】通院で休暇を取ること、急な体調の変化で休むことへの理解が得られた。誤解(怠けなどと捉えられる)をうまなかった。
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