質問&おしゃべり
皆さんこんにちは。
寒暖差が激しい今日この頃ですが、いかがお過ごしですか~??
さて、グッテではIBD患者さん同士で気軽に就労について話し合える場を作ろうと、
2023年4月8日(土)に「第1回 IBDおしごとカフェ」を開催いたしました。
今回は、そのイベントをレポートします。
「IBDおしごとカフェ」の紹介ページはこちら↓
https://goodtenews.goodtecommunity.com/report-5/185/
【参加人数】
スタッフ、就労ピアサポーター含めて10名
【内容】
ルームを2つに分けてお話をしました。
就労ピアサポーターさんにも複数名グループに入っていただきました。
それぞれのグループでの話題を以下に例として挙げます。
Q:体調が悪化・入院を経験したことにより、IT企業やリモートワークに興味を持つようになった。IT系で働いているIBD患者さんはどのぐらいいるのか、またIT系はIBDにとって働きやすい環境か?
→就労ピアサポーターShoさん:IT企業はリモートはできるが、日進月歩の業界なので、スキルアップが常に必要。
また、メタバースを使用した仮想空間の職場も今後増えていくと思われるので、家にいても職場、という環境になってくるのではないか。
リモートワークはできるかもしれないが、スキルアップのために勉強したりする時間や努力が必要とされる業界。
→ラン:以下のようなリモートで仕事する患者さんの例と、以前Gコミュで行った職業に関するアンケートを紹介。
リモートワークと出社を組み合わせて働く情報システムサポートのabqさん↓
https://gcarecommunity.com/article/714
職業に関するアンケート 結果報告!↓
https://gcarecommunity.com/article/793
Q:ITやリスキリングと言われているが、学生時代から理数系が苦手で自分にはITの適性がないような気がしている。
自分の強みを生かせるところがいいのか、ITにも挑戦した方がいいのか迷う。
→就労ピアサポーターShoさん:ITの適性は、数学ができるできないとは関係ないと企業の方は言っているから、未経験OKの企業なら大丈夫。
が、上述のように日進月歩の業界なので、今後近い将来システムエンジニアもAIに変わられる可能性があると言われている。
そのためITであっても、人間ができること、つまりはコンサルティング的な仕事の方に職が生まれるかも。
今後、新しい職種がたくさん出てくるだろう。
→就労ピアサポーターYukikoさん:自分の強みで戦える土俵を見つけ、そこで勝負できるように自分を磨いている。
企業は、その人の強みに対してお金を払うのであって、弱みを補うためにその人を雇うのではない。
人の痛みや気持ちが分かったり、IBD患者だからこその強みは必ずあると思う。自分の持っている物を活かせるところを見つける。
Q:医療機関への就職活動中。UCを開示して面接を受けている。なかなかうまくいかないので病気開示で不採用になっているのか?と心配している。
→就労ピアサポーターそういちろうさん:病気は持っているけれど寛解しているとアピールする、もしくは落ち着いているのであれば開示しない方法もある。
→参加者さん:20年前の経験だが、通院が平日に必要であれば開示が必要かもしれない。面接後診断書を出した後に断られた経験がある。
Q:病気を持ちながらの今後のキャリア展望や考え方は?
→就労ピアサポーターそういちろうさん:官庁なので異動が本来は多いが、病気を悪化させない工夫をした上で異動など負担が少ないように配慮してもらっている。ストレス軽減。
以上です。
IBDおしごとカフェは、参加者同士の交流を促進するためにできるだけ画面オンでのご参加をお願いしていますが、
和気あいあいとした和やかな雰囲気で話すことができました。
また、聞くだけ参加の方もチャットでコメントを書き込んでくださって、とても嬉しかったです!
次回のおしごとカフェは6月頃の開催を予定しています。
ご興味のある方はご参加いただければ幸いです。
参加者の皆さん、お忙しい中どうもありがとうございました~^^
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