みなさまこんにちは!Gコミュニティの宮﨑です。
4連休が始まりましたがいかがお過ごしでしょうか?またお仕事続いている方はお疲れ様ですm(_ _)m
さて、ご存知のように8/8 (日)には大阪IBDさんとの共催イベント「IBDストレス解消交流会&リラクゼーションヨガ」が開催されます。ぜひお気軽にご参加くださいね! 詳細はこちら
そこで今回は、プレスリリースの中でも引用されていただいた大阪IBDさんが実施されたIBD患者さんへのアンケート結果などを用いてIBDとストレスの関係を紹介できればと思います。
この調査は大阪IBDさんが、インフュージョンクリニックさん、Med-Link Cousultingさん、BIGREEN Inc,さんのご協力のもと実施し、243名のIBD患者さんから回答を得たとのことです。調査のフルバージョンはこちら。ではいくつかの結果をピックアップして紹介いたします。
再燃のきっかけ
患者さんが再燃のきっかけとして感じているものは、潰瘍性大腸炎患者さん、クローン病患者さんともに食事や疲れを抑えてダントツでストレスがあげられていました。
【潰瘍性大腸炎患者さんが再燃のきっかけと感じること】

【クローン病患者さんが再燃のきっかけと感じること】

この結果から改めてにはなりますが、日常生活の中でストレスを溜めないことやストレスがかかった時にその影響を軽減できるのかが再燃を防ぐ上でも重要になる可能性が示唆されます。
日常生活で気をつけていること
またこのアンケートの中では日常生活で気をつけていることも質問に含まれていました。その中の回答として、トップ5は以下でした。
【潰瘍性大腸炎】
1. ストレスを溜めすぎない、考えすぎない: 19.7%
2. お腹を冷やさない(お腹を温める): 17.2%
3. 消化の悪いもの、油もの、刺激物は避ける:15.6%
4. しっかり睡眠をとる、早く寝る:13.9%
5. 無理をしない:12.3%
【クローン病】
1. 考えすぎない、ストレスを溜めないように心がける:17.4%
2. 休める時は休む、無理をしない、疲れを溜めない、ように心がける:15.7%
3. 睡眠をきっちりとる:8.3%
4. 身体(特にお腹)を冷やさないようにしている:13.2%
5. 食事に気を付ける:12.4%
このようにストレスに対する対応が潰瘍性大腸炎、クローン病ともに1位という結果でした。
また「休むときは休む」、「睡眠をきっちりとる」、「無理をしない」などもストレスをコントロールする上で重要なポイントとなりそうです。
これからもGコミュニティ内で、海外の情報も含めてIBD患者さんに対する心理学的アプローチやストレス管理についての情報を積極的に発信していきたいと思います。